美容師と理容師の違いって分かりますか?
なんとなく男性が行くところが理容師のいる「理容室」、女性が行くところが美容師のいる「美容室」というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
では、その違いとは何なのでしょうか。
それぞれの違いについてご紹介します。

▼美容師と理容師の違い
美容師と理容師はどちらも国家資格が必要で、美容師は「美容師免許」理容師は「理容師免許」を取得していなければなりません。
では、それぞれの違いについて見て行きましょう。

■美容師
美容師は、髪の毛のカットだけでなくカラー、パーマ、ヘアメイク、マツエクなどの美容に関する施術を行うことができ、「容姿を美しくすること」が仕事内容となっています。
店舗によってはネイルや着付けなどをする美容室もあるので、幅広い知識と技術が必要となります。

■理容師
理容師は、カット、シャンプーなどの散髪と顔剃り、髭剃りなどのシェービングを行うことができ「容姿を整える」ことが仕事内容となっています。

▼美容師が出来ない事
美容師免許ではカミソリによる顔剃りや髭剃りをすることができません。
美容師は法律で顔剃りをすることを許可されておらず、美容師免許の試験でもシェービングは入っていません。

▼理容師が出来ない事
数年前まで男性へのパーマはできましたが、女性へのパーマは許可されていませんでした。
女性へのパーマは容姿を美しくすることであり、容姿を整えることではないため、理容師免許の試験でもパーマの実技は入っていません。

▼まとめ
今回は美容師と理容師の違いについてご紹介しました。
現在では、理容室ではなく美容室を利用する男性も珍しくないですよね。
理容室と美容室、どちらに行こうか悩まれているという方は、上記の内容を参考にして行かれてみて下さいね。