美容師といえば、美容室に勤務する働き方が思い浮かびますが、フリーランスで働くという選択肢もあります。フリーランスの美容師は、決まった美容室に勤務することなく、自分自身が個人事業主として活動しています。

今回は、フリーランス美容師を目指している人に知っておいてほしいお金の話や、フリーランスであることのメリット・デメリットを解説していきます。

フリーランス美容師の年収はいくら?

フリーランスの場合、美容師に限らず年収は「自分がどれだけ売り上げたか」によって大きく異なります。美容師の場合は「田舎と都内なら都内のほうが高額」など、地域によっても左右されやすい傾向があります。

後述しますが、フリーランス美容師は、美容室の一部を借りて働く『面貸し』や『シェアサロン』と、美容室と業務委託契約を締結して働く『業務委託』のどちらかの形態で働く場合が多いでしょう。

このとき、フリーランス美容師の給料は、売り上げ×歩合(%)で計算されます。たとえば、100万円売り上げて歩合が50%だった場合、給料は50万円です。年収にすると50万円×12ヶ月=600万円です。

ただし、フリーランスの場合毎月コンスタントにお客さんが来てくれる保証はないので、月々の給料には波が出てくるでしょう。目標としている月収を上回る月もあれば、下回る月もあるということです。

安定していないことへの不安があるかもしれませんが、施術による売り上げだけでなく、物販売り上げや指名料などがつく場合もあります。リピーターが増えれば高給を狙える可能性もあるでしょう。

フリーランス美容師の働き方の特徴

フリーランス美容師の働き方には、主に2種類の方法があります。

【フリーランス美容師の働き方】

働き方 特徴
面貸し/シェアサロン 美容室の一角を借りて施術する方法。貸し主の美容室に使用料や手数料を支払う必要がある。歩合や借り方などは美容室によって異なるので、事前に条件を確認しておくことが必要。
業務委託 美容室と業務委託契約を締結して施術する方法。美容室に来店するお客さんに、従業員と同様のサービスを提供する。従業員よりも自由度があるが、雇用関係ではないので、保険や保障はない。

フリーランス美容師のメリット

フリーランス美容師であることで得られるメリットは、以下のとおりです。

<フリーランス美容師のメリット>
店や設備を用意する初期費用が必要ないので、失敗するリスクを回避できる
自分の頑張り次第で高給を得られる
就労時間に縛られるがないので、自分のライフスタイルに合った働き方ができる

フリーランスであることは、職場の決まりに縛られないので比較的自由に働くことが可能です。会社の固定給とは違い、働けば働くほど稼げるのも魅力的でしょう。

フリーランス美容師のデメリット

フリーランス美容師であることのデメリットは、以下のとおりです。

<フリーランス美容師のデメリット>

働けなくなったときの保障がない
毎月の収入が不安定
納税や確定申告などを自分でおこなう必要がある

フリーランスは働けば働くほど稼げますが、もしも病気やケガで働けなくなった場合、大幅に収入が減少するでしょう。また、お客さんが来ないときも当然収入が減ります。このように収入が安定していないことに対して、不安を覚える人も多いでしょう。

さらに、個人事業主は納税や確定申告を自分でおこなわなければなりません。手続きが難しい場合は、税理士に依頼して正確に申告するようにしましょう。

出張美容室IKURUは自分のペースで働くことができる!

フリーランス美容師として活躍するという選択で成功している方もたくさんいます。しかし、ここで提案したいのが「出張美容室IKURUで働く」と選択肢です。出張美容室IKURUでは、訪問美容をおこなっているので、通常の美容院のように決まった就労時間による拘束もなく、自分に合ったスタイルで自由に働けます。

訪問美容の経験がないという方には、丁寧に指導・サポートしていくので、現在美容院に勤めていて、のちのちにフリーランスに転向したいと考えている方は、ぜひ「出張美容室IKURUで働く」という選択肢を検討してみてください。

収入が不安定な完全フリーランスよりも安定的で、拘束時間が長い一般的な美容院勤務よりも自由です。興味のある方は、ぜひ一度、訪問美容師の求人募集中の出張美容室IKURUまでご連絡ください。

まとめ

フリーランス美容師は、決まった美容院との雇用契約を結ばずに、美容院の一角を借りて働いたり、業務委託契約によって働いたりする美容師です。年収は働く地域や売り上げ、歩合によって異なりますが、自分が頑張れば頑張るほど稼げるので、一般的な美容院勤務よりも高給が期待できる可能性があります。

しかし、その分、月々の収入が不安定だったり、保険や保障がなかったりと不安要素もあります。時間による拘束がない、自分のライフスタイルに合った働き方ができる、などといった点を重視するのであれば、訪問美容師として活躍するのもオススメなので、自分に合った働き方を見つけてみてはいかがでしょうか。