寝たきりでも若々しくいたい、おしゃれを楽しみたいという願いを叶えることは可能です。介護専門の美容師であれば、ベッド上でも白髪染めやシャンプーをおこなう技術をもっています。この記事では、寝たきりの白髪染めで配慮する点や利用者が注意するべきポイントを解説しますので、参考にしてください。
寝たきりの方は白髪染めできる?
寝たきりであっても、おしゃれはしたいものです。美容室に行くのは難しくても、白髪染めを楽しむ方法はあります。オススメなのは、介護専門の美容師出張サービスです。
寝たきりの方に美容施術をおこなう場合、基本的な美容技術だけでなく、介護に関する知識も求められます。身体に負担がかからないよう素早く施術したり、寝たきりの生活を配慮した髪型選びをしたりなどの配慮も必要です。そこで、そのような対応に慣れている美容師を選ぶと安心です。
寝たきりの方への白髪染めの施術方法
寝たきりの方への白髪染め施術は、主に以下のポイントに注意しておこなわれます。
- ベッドの養生をしっかりおこなう
- 枕に触れている部分の髪型の配慮
- 寝たままおこなうシャンプーの工夫
ベッドの養生をしっかりおこなう
白髪染めは水やカラー剤を使用するため、ベッドを汚さないように養生をしっかりおこなう必要があります。ベッドにはビニールシートを敷き、周辺の物にも水が飛んだりしないように配慮します。
枕に触れている部分の髪型の配慮
髪型については、利用者の方の好みはもちろん、寝たきりの生活に配慮して決めます。白髪染めと同時にカットをおこなう場合は、枕に触れる後頭部を短めにするなどの工夫もおこないます。寝たきりの方が衛生を保ちやすくする髪型作りも、一般的な美容サービスとの違いです。
寝たままおこなうシャンプーの工夫
寝たままでおこなうシャンプーには、美容師により異なる手法があります。洗い流した水を吸い込む装置付きの専用機材を持ち込んだり、頭を浮かせるためのビニール枕を使用したりなどの方法があります。全く動けない方や短時間であれば椅子に移動できる方など、身体の状態に応じても方法を調整します。
寝たきりの方が白髪染めする際に注意すべきこと
寝たきりの方が白髪染めをする場合、利用者と介護者の方も注意しておくといいことに、以下の3つがあります。
- サポート役が側にいるようにする
- 施術する環境について打ち合わせておく
- 体調が悪い日は無理をしない
- 換気に注意
サポート役が側にいるようにする
介護専門の美容師であっても、1人ではできることに限界があるため、サポート役がついていることは大切です。普段介護を担当しているご家族やヘルパーさんなどが付き添うとよいでしょう。施術のために姿勢を変える際に、少しのサポートが必要な場合があります。また、コミュニケーションを取るのが難しい介護度の高い方の場合も、美容師との意思伝達のためにサポート役がいると安心です。
施術する環境について打ち合わせておく
ベッド周りの環境によっても、白髪染めの難易度が変わります。ベッドは部屋の中央にあるか、部屋の隅にあるか、周りの家具は移動可能かどうかなど、詳細に打ち合わせておくと安心です。写真などで詳細に状況がわかると、美容師もそれに応じた必要な機材などを用意できるでしょう。
体調が悪い日は無理をしない
寝たきりの方は体調に波があるケースも多く、予約した当日急に体調を崩してしまう可能性も考えられます。体調が悪くなったら無理をせず、その日の施術はキャンセルするようにしましょう。事前にキャンセル料についても聞いておくと安心です。
換気に注意
訪問美容の白髪染めは自宅でおこなうため、施術環境が整った美容院とは条件が異なります。白髪染めでは薬剤を使用するため、部屋に臭いがこもらないようしっかりと換気するよう注意しましょう。扇風機や空気清浄機を活用するのもオススメです。
いつまでもおしゃれにいたい寝たきりの方は出張美容室IKURU
寝たきりの方でも、おしゃれを諦める必要はありません。白髪染めで若々しい印象になれば、気分もずっと明るくなるはずです。
出張美容室IKURUでは、いくつになってもどんな状況であってもおしゃれでありたいというお客様のお気持ちを大事にしています。ご本人様のご希望を第一に、なりたい姿や似合うヘアスタイル作りのサポートをおこないます。寝たきりの方のヘアカラーにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
寝たきりの方の白髪染めの場合は、ベッドの養生をしっかりおこなう、シャンプーの方法を工夫するなどの配慮が払われます。ご家族やヘルパーさんなどのサポートも借りつつ、自宅の環境やご本人の体調にあった方法を選択すれば、スムーズな施術が可能です。
出張美容室IKURUでは、寝たままの美容サービスにも対応しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。